はじめに
『戦闘員、派遣します!』は、暁なつめによるライトノベルで、イラストはカカオ・ランタンが担当しています。小説家になろうで連載された作品をリメイクし、角川スニーカー文庫から2017年に刊行されました。2021年にはテレビアニメ化もされ、多くのファンを魅了しています。今回はこの作品のあらすじやキャラクター、見どころを紹介します。
あらすじ
大企業でありながら世界征服を目指す秘密結社「キサラギ」。彼らはヒーローを打倒しつつ、次なる侵略地として他の惑星に目を向けました。その尖兵として選ばれた戦闘員六号は、補助として製作されたアンドロイドのキサラギ=アリスとともに、地球に類似した惑星へと転送されます。到着した惑星はファンタジーのような世界で、人間が魔王軍と戦争をしていました。六号はこの世界で新たな仲間とともに、侵略作戦を展開していきます。
キャラクター紹介
戦闘員六号
声 – 白井悠介 秘密結社キサラギの戦闘員。性格は卑屈で捻くれており、悪の組織らしい発言が多いが、根は優しい面もあります。戦闘力は高く、幹部に次ぐ古参メンバーですが、性格が災いして戦闘員クラスに留まっています。
キサラギ=アリス
声 – 富田美憂 キサラギが製造した高性能アンドロイド。年端もいかない美少女の外見ながら、口調は大人びています。科学至上主義でオカルトを嫌い、グリムが呼び出した大悪魔すら信じません。六号に対しては辛辣ですが、信頼を寄せています。
スノウ
声 – 菊池紗矢香 グレイス王国近衛騎士団の隊長。スラム出身の孤児から騎士になり、金や名誉、武器への執着が強いです。六号との関わりを通じて、仲間を守ることの大切さを学んでいきます。
ロゼ
声 – 村上奈津実 戦闘用キメラ。食した魔物の能力をコピーできる力を持ち、必殺技は「クリムゾンブレス」。中二病的な口調で話し、食いしん坊ですが、昆虫系は苦手。六号を「隊長」と呼び慕っています。
グリム
声 – 髙橋ミナミ ゼナリス教の大司教で、不死と災いを司る邪神を崇めています。呪いの力は強大ですが、失敗すると自分に跳ね返ります。六号に新しい車椅子を贈られ、彼を気に入っています。
見どころ
『戦闘員、派遣します!』の見どころは、個性豊かなキャラクターたちが織り成すコメディとバトルの融合です。六号の捻くれた性格とアリスの辛辣なサポート、スノウの出世欲とロゼの食いしん坊キャラが絡み合い、笑いと緊張感を生み出します。また、異世界ファンタジーの設定も魅力的で、魔王軍との戦いやキサラギの侵略作戦が展開される中で、六号たちの成長や絆が描かれます。
まとめ
『戦闘員、派遣します!』は、コメディとバトル、異世界ファンタジーの要素が絶妙に組み合わさった作品です。個性豊かなキャラクターたちの掛け合いと、緊張感あふれる戦闘シーンが見どころです。原作小説やコミカライズ、アニメなど多くのメディアで楽しめるので、ぜひチェックしてみてください。完結済み
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